2019年10月24日
【大人向けブッカー講座】大切な本の寿命を延ばすために。
皆様こんにちは
汚れ、傷防止日焼け防止
あなたの大切な本１冊（できれば下の写真と同じくカバーなしのもの！簡単です）ハサミ長めの定規 若しくは ハンカチ
本日は、大人向けの図書館講座のお知らせをしたいと思います
講座といっても体験式なので気軽に参加できます
図書館の本はほとんどが透明のシールでカバーされています。
このシール（フィルム）を「ブッカー（ブックカバー）」といって、
図書館員の仕事の１つに本にブッカーをかけるという作業があります
ブッカーの主な役目としては、
汚れ、傷防止日焼け防止などがあり、その効果は絶大で本の寿命がながーーくなります。
図書館の本は毎日たくさんの方に利用していただいているのでブッカーはすごく大切です。
そんな素晴らしいブッカー、
「個人的に大切な１冊にもかけてみたいなー・・・でも難しいでしょう？」
という声もちょくちょく聞きます
ということで、
利用者の皆様の大切な１冊にブッカーをしていただく機会を設けよう！
と企画したのが今回の講座です。
佐敷分館・知念図書館・玉城分館の３館で
利用者の皆様の大切な１冊にご自身でブッカーをかけることができます
もちろん、私たち図書館員がお１人ずつ付き添ってお教えしますので
ご安心ください
ここで簡単に、ブッカーのかけ方をご紹介します
方法はいろいろあるのですが、１番簡単な方法をご紹介
＜準備＞
あなたの大切な本１冊（できれば下の写真と同じくカバーなしのもの！簡単です）ハサミ長めの定規 若しくは ハンカチ①ブッカーしたい本を準備します。
できれば写真のようなカバーがついていないものの方がやりやすいです。
②ブッカーを用意します。
③本の両面にブッカーをかけるので、ブッカー上に本を置き、
このようにブッカーを折り曲げてみて、上下左右に少しブッカーが余るようにカットします。
この余った部分は後で内側に折り込みます。
④ブッカーの片端を４cmほど剥がし、このように真っ直ぐ折り曲げます。
⑤本をめくる側の端に、このように３ｃｍほどブッカーの粘着面を余らせるようにして
真っ直ぐ貼り付けます。
本の上下も空けておきます。
⑥定規やハンカチでスーっと貼り付けながらブッカーのウラ紙を剥がしていきます。
本の背に向かって、片面全部に貼り付けていきます。
この時、空気が入らないようにしっかり押し付けていきます。
⑦本が綴じられている部分の溝もしっかりと。
空気が入りやすいです。
⑧片面を張り終えたら、このようにハサミで角をカットします。
⑨本の背側はこのように真っ直ぐ切るか、少し内側に。
⑩こんな感じにカットします。
⑪そして、カットした部分をすべて内側に折り込んで貼り付けます。
ここでも空気が入らないように、慌てず少しずつ。
⑫本の背の部分もウラ紙を剥がして貼ります。
この部分も空気が入ったり歪んでしまうことが多いので、
慌てずゆっくり少しずつ・・・。
反対側の溝まで貼り付けます。
⑬もう片方の表紙全体も、⑥～⑪の工程を繰り返します。
⑭背の部分に少しだけブッカーが余るので、本に沿ってカットします。
⑮ブッカー貼り、完了です！！！
空気が入ったら、針やカッターの先を少し刺して空気を抜きます。
ブッカーの方法やブッカーできる本は
各館で少しずつ違いますので、
お近くの南城市立図書館にお問い合わせください
では、今回のブッカー講座のお知らせを改めてお知らせ致します。
期間：１０月２７日～１１月２０日頃まで
時間：開館時間～（閉館時間１時間前まで。利用者が多い場合などは受付不可）
受付館：知念図書館・玉城分館・佐敷分館（大里分館は不可）
対象年齢：大人の方（中学生からできる場合あり。お近くの図書館までお問い合わせください）
持参するもの：本１冊（できればカバーなし）
それでは、各図書館でお待ちしております
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